吉田松蔭から学ぶ世の中を生き抜く為の覚悟の決め方


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「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」を読んだのですが、とても学びになることが書かれていたので一部紹介します。
「心 -MIND-」「士 -LEADER SHIP」「志 -VISION-」「知 -WISDOM-」「友 -FELLOW-」「死 -SPIRIT-」の6つの項目から成っています。

リーダーシップ

「自分にしか守れないもの」
法を破ったら、罪を償えますが、
自分の美学を破ってしまったら
一体誰に向かってつぐなえますか。

昔、母親が僕に口酸っぱく言ってことを思い出しました。
「いいか。これからどんなことがあっても自分の信念だけは曲げるな。信念だけは。」
信念とは『それが正しいと堅く信じ込んでいる心』の意味です。
自分で自分を信じれねければ誰が自分を信じてくれましょうか。
それはポリシーとも言い換えれるかもしれないですね。

そのような心を持っている人だったら信じれそうですよね、ついていきたいって思えそうですよね。
だからこそこの本でリーダーシップの一つに置かれている気がします。

ヴィジョン

「本気の志」
人類が誕生して以来、
一つのことに本気で取り組んでいる人の姿を見て、
心を動かさなかった人はいません。

逆を言えば、本気で取り組んでいない人を見ても心は動きませんよね。。。
本気で取り組めるのはその人に本気の志があるからこそだと思います。

最初は反対されていたけど、いつの間にかみんなが協力してくれるようになった。
そういうことってよく聞きますよね。
先日読んだ本(タイトル忘れました。。。)にカクヤスの秘話が載ってました。
今の社長は2代目なんですが、初代の頃は年功序列で書類にハンコ押すだけの役員が給料をめちゃくちゃもらってました。
現場もただ不満をいうだけで改善されない。
そんな状況から息子というのもあり社長に就任しました。
彼はそんな現状を突破しようと改革を起こしました。
その結果、父からは「昔からの役員がどんどんやめていくぞ!どうなってるだ!」と言われたそうです。

その反面、どんどん事業は成長し現場から改善が行われていくことに。
(例えば近くの店舗で配達員が足りないらしいから行ってくる!とか。)
社長が志を従業員に普及させ、自ら周りに色々言われようが本気で取り組んだ結果だと思います。

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「死を想え」
『自分の命は今日で終わり』
そう思ったとたん、
視界から余計なものがきれいさっぱりと消えて、
自分がこれからどこに向かうべきか、
目の前に太くて真ったいらな道が、一本伸びているんです。

この考えはラテン語にも残っています。
「memento mori」という言葉で同様の意味を指します。

スティーブジョブズも以下のように言ってます。

「毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。
「もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか?」と。
NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。

同様のニュアンスを感じますね。
力め!ってわけではなくて、常に一生懸命に生き抜けってことなんだと思います。
これでいっかーって妥協を出すのではなく、しっかりと事象と向き合う。
それが生きるってことのような気がします。

死と向き合うからこそ生きることが輝くと思っています。
それは影を知るからこそ光が大事だと認識するに同じです。
生き続けるために死を描くことは不可欠の要素なのかもしれないですね。