AutoDrawが生まれたのはお絵描きゲームのお陰かもしれない
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先週にGoogleがAutoDrawというプロダクトを発表し、とても話題になりました。
どのような経緯で生まれたのかを考えた時に布石となるプロダクトを思い出したので紹介します。
AutoDrawとは
リアルタイムで線を認識し、ユーザーが求めているものに近しいものを候補に出してくれます。
その候補から選択すると、描いた線が瞬時にして変換されるというものです。
AutoDraw
https://www.autodraw.com
1分半ほどの紹介動画があるので、こちらを見ていただければどういうプロダクトなのかがわかるかと思います。
めちゃくちゃ画期的ですね。
SNSでもとても話題になりました。
特に資料を作るさいにイラストが必要になる人は大いに役立つプロダクトと言えるでしょう。
機械学習と画像認識のゲームが始まりかもしれない
AutoDrawは画像認識技術が進んできたこと、機械学習が進んできたことを象徴づけるようなプロダクトだと思っています。
なんでこのプロダクトを作ったんだろうとふと思った時に、昔すこし話題になったゲームを思い出しました。
QUICK,DRAW
https://quickdraw.withgoogle.com/
出されたお題に対して20秒以内に絵を描き、それがリアルタイムで機械が認識。
お題とあっていれば正解になるというもの。
googleが作成しただけあって、遊び心のあるゲームですね。
おそらくですが、これがそもそもの始まりだったのかな?なんて想像してます。
遊び心が世の中を変えるプロダクトを発明するのかもしれない
Googleの20%ルールは使う人は使うみたいです。
そういうのから生まれたゲームなのかなと。
それが思った以上にアクセスがあったこと、
収集したデータを見てこれを何か活かせないかと考えたのではないでしょうか。
そこで着目したのがPCでの線の描画はまだまだ難しいこと、
絵を描くのは苦手な人が多いけど資料などいろんな場面でイラストを利用する人が多いことなど。
そういった現状を改善できると踏んで開発されたのかなと思っています。
アルベルト・アインシュタインの言葉でもこうあります。
「If A is a success in life, then A equals X plus Y plus Z. Work is X; Y is play; and Z is keeping your mouth shut.」
A(成功) = X(仕事) + Y(遊び) +Z(沈黙)
遊び心も大切なんだなと思い知らされますね。
アインシュタインの時代から現代まで変わらない普遍的なもの。
これも一つ心理と言えるのかもしれません。