【HATARAKU】自分の中の種を花咲かせること。ー 末永 光

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末永 光 京都すまいるプロジェクト 兼 笑学校

関西大学4回生。京都すまいるプロジェクトでは広報部を担当、出町柳にあるナミイタアレDBCで開催される笑学校のスタッフでもある。大学生活でフリーペーパー制作団体の立ち上げや新聞社のインターンを経験、来春からは出版社で働く。今までの活動や大学での学びの傍らにはいつも必ず言葉があった。それまでにして言葉にこだわる理由とは何なのか?
そんな末永さんにとって働くとは!?

京都すまいるプロジェクト https://www.facebook.com/kyotosmileprj

 

「どうしてそこまで言葉にこだわるのですか?」

 私は今まで大学の授業などで言葉や文章のスキル、基礎を学んできて綺麗な文章を書けるようになりましたけど、それは私には響かなかったんです。それよりもその時の季節や空気とかが相まって生まれてくる完成のない言葉に感動しますね。つまり自分の感性や直観がそのまま言葉になった時に私は感動できるのだと思います。自分がその時に衝撃を受けたものを言葉にして、それを読んでくれた人からの感想ももちろん嬉しいんですけど、自分の中で響き、残るものがあるんですよね。その時に自分が一番素直に感動できるものは歌とか音楽でもなくて、言葉なんだってことに気付き、自分を一番表現できるものが言葉なんだと感じました。なのでこれからも言葉を生み出し、表現していきたいと思っています。

 

「これからやっていきたいことを教えてください。」

 来年から出版社で務めるのですが、心の弱い人にささる本を作りたいなと思っています。ただ、そういう方たちには本を読む余裕さえないと思うんですね。少し話は逸れてしまうんですが、何度か京都国際マンガミュージアムでヤッサン一座という方たちの紙芝居を見ました。毎回同じ話なのに違った印象を受けるので不思議に思って話を伺うと、『子供たちと一緒にそのおもしろい発想やパワーで私たちと共に育っていけるような空間を作りたい』と話してくれました。その話を聞いて、私は子供たちと心の弱い人たちが一緒に本を作ったり、共に育つことができる『共育』の空間を作ることによって、本を超えたコミュニケーションを作りたいなと思っています。

 

 

「大切にしている思いを3つ教えてください。」

 1つ目は好きな力を大切にしてます。自分の好きなことを発信するだけで道が切り開かれていくんです。あとは自分がどの道を辿って行くかではないかなと思います。2つめ目はシンプルに生きること。自分がやりたいこと以外はやらないと決めています。でもやらないといけないことはやりたいことの道のりだと思っているので頑張れます。3つ目は自分の名前ですね。いつも末永く光るぞー!という思いで過ごしています。(3つとも即答。)

 

「そんな光さんにとって働くとはどういったものですか?」

 とても抽象的になってしまうんですが、自分の中に種があって、その種を花咲かせることなんじゃないかと思っています。ただ、今はまだその種は他の色んなものに埋もれていて、まずはその周りのものを削いで種を見つけることが目先の目標です。そしてその種を育てて花が咲いた時に「私はやりきったんだ!」という達成感と、それ以上に「私がやりたかったことはこれなんだ!」という納得感の二つを得れると思っていて、そこまでの過程が働くことなんだと思っています。またその咲いた花はそのまま咲き続けて花畑になるのではなくて、一度枯れてはまた新しい実になり、そしてまた次なる花を咲かせていきます。私自身の話でしたら、自分が制作に携わった本が手元に届いた時に達成感を感じると思いますし、また「いいもんできたな。」と感じた時に納得できます。それを感じた時に自分の心の中で花が咲くんだと思いますね。また、その達成感や納得感はフリーペーパー制作の時に実感させてもらっていますがその時はインタビュー記事だったので、これからは自分が感じたものや伝えたいものを書いていく為に新しい種を見つけて、何度も花を咲かせていきたいと思っています。

2013年 12月 20日

 

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