アナトミーを導入すれば一目でページ解析ができる


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ページ分析のツールが数多く存在しますが、一見でパッと解析できるものがなかなかありませんでした。
あっちのページにいったりこっちのページにいったりする必要がありました。

ですが、アナトミーを使えば一見で分析できます。
もちろん用途は限られるので、使ってみた結果何が良かったのか、どういう時に使えばいいのかを書いていきます。

アナトミーとは

公式サイトでは以下のように記述されています。

Webサイトの画面デザインやHTML含む全てのデータをクローンとして蓄積し、
GoogleAnalyticsのアクセス解析情報と掛け合わせてWebサイト全体をマクロ視点で分析することで改善につながる情報を提供します。

つまりGoogleAnalyticsの情報に付加情報をつけて一見で見ることができ、サイトを分析できます。
PVや離脱数(率)、UU、流入元などがページ単位で閲覧することができ、JSエラーやページ容量、表示時間など実に様々な情報を提示してくれます。

何が嬉しいかというと、色んな職種の人がアナトミーを見れば改善点がわかるということです。
例えばメディアを運営している会社がアナトミーを使うとします。
ライターさんはどういう言葉をh2にしているか、検索やSNSからの流入がどれだけあるか、離脱率や回遊率を見て改善できます。
マーケターはどの記事が広告からの流入が多いかがわかります。
フロントエンジニアはどのサイトが表示時間にかかっているか、JSエラーがでているのはどこかなどがすぐに見れます。

実際のページはこんな感じです。
一覧

アナトミーの利用方法

コチラからすぐに登録できます。
前提としてGoogle Analyticsを利用していることになるので、あらかじめ登録しておきましょう。
Analyticsを登録しているGoogleアカウントでログイン状態のまま登録に進みます。
途中で会社名を聞かれますが、ブロガーの方はブログ名でokです。
特に何か言及されることはありません。
登録が完了しましたら、データ取得のために5~10分程度時間がかかります。(おそらく記事の多さなどで時間が異なるかと思います。)
データ取得が完了しましたら通知メールが来ますので、そこからが利用開始です。

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アナトミーで分析できること

アナトミーは分析ツールです。
パッと1ページ目で理解できるものを今回は分析として定義します。

アナトミーで使えそうな数値は以下です。

・どこ経由でサイトに来たのか。(検索・SNS・広告)
・全PV数
・SEO対策情報
・転送量
・エラー状況(リンク・リソース・JS)
・どの検索エンジンから検索されたのか
・記事ごとの離脱数(率)、直帰数(率)、UU

これらを一目に見ることができます。
その結果、どのページを改善すればいいのかがすぐにわかります。

iと書かれたインフォメーションマークをクリックすると、それぞれのリソース(HTML, CSS, JS)の数やリンク数、ページ容量、表示時間が把握できます。
これらを元にフロントエンドエンジニアはUX改善を行うことができます。
欲を言えば、せっかくキャプチャ機能があるので、ここにヒートマップツールがあると嬉しいですね。。。

まとめ

1ページで色んなデータを見ることができるのが一番のメリットです。
色んな職種の人が一つのデータでパッと分析することができます。

朝会などで確認するのもいいでしょう。
ただ細いデータなどは取得できません。

例えば、ログインが必須のデータに関してはキャプチャを取得できません。
また、ユーザーデータを持っていた場合に、どんなユーザーがそのサイトに訪れているのかなどの分析などができません。
そういう場合はKARTEusergramなどを使ってみましょう。
どんなサービスを作っているのか、どういう状況でどんな分析・解析したいのかを明確にした上でオプションとして使うのがよさそうです。

個人的には課金してまで使用するサービスではないかなというのが所感でした。
一つの選択肢としては悪くはないです。

いかがだったでしょうか?
分析力が問われる社会になってきましたので、これからも分析に関しての記事を書いていこうと思うのでぜひ購読ください。

https://siteanatomy.com/