ランドロイドが作るのは新しい常識なのかもしれない


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友人とよくビジネスモデルなどを話すのですが、先日は時間を省くビジネスモデルのプロダクトに関して話していました。
すぐに思い浮かぶのがIT事業ですね。
メールなどもおそろしく時間を省きました。
それまでは文通で何日もかけてしか文字でのやりとりはできなかったんですから。

時間はお金で買うことができないからこそ、価値となりビジネスになるものです。
そこで今回、友人との話で話題に上がったのがlandroidです。

ランドロイドとは

今更ですが、ランドロイドをご存知でしょうか?
端的に説明すると自動で洗濯物をたたんで、仕分けしてくれるプロダクトです。
https://laundroid.sevendreamers.com/

「は?なにそれ?おいしいの?」
って感じですよね。きっと食べれません。
言葉ではわかりづらいと思うので、2分弱の紹介ムービーをご覧になってみてください。

なるほど。
たしかに綺麗にたたんでくれて、仕分けまでしてくれますね。
ちなみに資金調達は60億円しています。
http://thebridge.jp/2016/11/laundroid-maker-seven-dreamers-laboratories-raised-6b-yen-form-panasonic-daiwahouse-and-sbi-investment

主にパナソニックと大和ハウスから調達したとのこと。
相乗効果はそれぞれありそうですね。
ここまでの大手から資金調達ができたとは。。。

どこに価値があるのか

一般的に服はたたむ人が圧倒的に多いですよね。
その時間、なんと人生で9000時間、つまり375日らしいです。
ここに目をつけたとのこと。

人生で9000時間も短縮されるなら、いくらお金をだすでしょうか。。。
時給を例えば1000円だとしても900万です。
もちろんその時間で900万を生み出せるのかって議論もあります。
また、洗濯物をたたむ時間は本当に無駄なのかという議論もあります。
(個人的に母親と夕方に洗濯物をたたみながら学校の話をしていたという思いでがあるので。)

ここではその議論はおいておき、至った結論としては「時間はお金では買えないからこそ価値のあるプロダクトではある」と、
「今では当たり前ではないけど、普及したとしたらそれが当たり前になる」の2点でした。
どちらも当たり前だと感じることですね。

つまり、これからランドロイドが作る未来というのは、「洗濯物は自分でたたむものではない」という世界です。
まだまだこのサイズかつ値段も高そうなので先進国でも一部でしか使われないと思います。
もっとコンパクトに、そしてリーズナブルになってくるでしょう。
そうすれば普及は加速して当たり前の一つになっていくことでしょう。