掃除と課題解決の2つの共通点とは?


掃除と仕事は同じ。
そう語っているのはパナソニック創業者の松下幸之助です。
とてもその言葉に対して腑に落ちるものがあったので、まとめてみました。

汚いとはそこに課題があるということ

まず一つ目の共通点でもっとも重要なポイントです。
掃除する理由はそこが「汚い」と感じるからです。
そして仕事をするとはそこに「課題がある」と感じるからです。
つまり共通点としては「自分がよくしたい」という気持ちがあるということです。

同時に相違点もあります。
掃除は一人暮らしなら自分または客人のために行い、家族がいるなら家族も含めることになります。
仕事は自分ともともと繋がりがない人に対して行います。
もちろん、友人に対して行うこともあるかと思いますが、それだけでは生計を立てるのはなかなか難しいのが現実。
ここで言えることは仕事はより自分が身近に感じる、または自分事だと感じれる課題を仕事にした方がいいということです。
そうでないと、そもそも課題を見つけることができませんし、その課題を解決したいと思えないからです。

放っておくとひどくなるばかり

部屋も放っておくとひどくなりますし、課題もひどくなるばかりです。
例えば、流行り病とかを思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。
今でも存在しているのがいくつかありますが、マラリアなどが顕著だと思います。
そこに対して日本が解決しようとしているのにはとても感動しました。
日本の「蚊帳」が世界を救った。米国の横ヤリにもめげぬ日本企業

つまり、時間軸上で課題を解決し続けなければいけません。
いつもその課題を解決できる訳ではないので効率化を図ったり、そもそもその課題を解決しなくてもいい状況にするなど工夫をしなければいけないです。
掃除のイノベーションとして「ルンバ」などがあがります。
最近はルンバに似たような安いロボット掃除機もあるんですね。

最後に

掃除も課題解決も言えることはしなくても死にはしないということです。
(危ない地域に住んでると死ぬかもとかあると思いますが。。。)
あとは自分がやるかどうか次第でしかありません。
そこが掃除も課題解決もおもしろいところ。

そして最後に圧倒的に掃除と課題解決の違う点が一つだけあります。
それは掃除はマイナスから0であるのに対して、仕事は0からプラスも存在するということです。
どちらの方が得意かはそれぞれだと思いますので、自分が好きな方法でやるといいかなと思います。

松下幸之助さんの