新卒3年目に悩んだ今後のキャリア


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日本の社会でよく取り上げられる「とりあえずの3年」がついに僕にもやってきました。
半年前くらいから、これから自分はどういうキャリアを描いていこうかと考えていました。

それは職種であり、組織であり、働く場所(国内外問わず)でありました。
色々と悩まみ、社内外の方々に相談した結果出た自分なりの答えを書いていこうと思います。

とりあえずやれ

特にベンチャー気質のある新卒において、「口だけが先行する」ことが多々あると思っています。

「俺が企画にいった方が絶対価値がある!」
「どうしてこうするんですか?それならこれにした方がよくないですか?」

まぁ自分もそうでしたし、今でもその節々はあります。
なぜかって”わからない”からです。
聞くだけいいとは思う反面、口だけで行動しない人も少なからずいるかなと感じています。

そこが本当にもったいないと思うので、とりあえずやれと自分に言い聞かせながらも、口だけのことがまだあります。
結局、それでは何も解決しないのはわかってはいるんですが。。。

兎にも角にも、まずは目の前のことをやってきた2年間でした。
だからこそ悩む時期にきたのかなと思います。

自分がしなくていいことはしない、誰も気づかないまたはやらないことをやる

これは僕のスタンスです。
やらなくていいことはしません。

例えばですが、みんなでBBQをしたとします。
僕は日程調整や全体のスケジュール管理などはします。
だけどそれ以外のことは基本的にしません。笑
だいたいの場合、誰かが食材を決めてお金を管理してくれ、そして焼いてくれるからです。笑
(もちろん片付けは皆でやります。)

こういう行動を見て、「やれよ!」って人もいますが、そう思わない人もいます。
その違いは「自分の役割と他人の役割を認知しているかどうか」です。

その前提を踏まえて、仕事でも同様だと思っています。
自分の得意なところはどんどんやって、不得意なところは補ってもらうのが最も効率がいいからです。

「じゃあ不得意なところはいつまでも伸びないの?」
って声もあるかと思いますが、あくまで仕事は効率よく最大限の価値を出すものです。
何故かといえば組織として動いているからです。

組織である理由が短い時間でより大きな価値を出すために存在するからですね。
なので、不得意なところはアドオンで補うしかないんです。
本当にその不得意を克服したいのであれば。

話はそれましたが、人のやっていないことをやるのが価値になります。
ただ、それは自分が働く組織、もっと言えばチームに依存するのも事実です。

環境要因のことをやりつつ、自分の強みを活かすことを今までやってきました。
その結果、少なからず同期の中では自分の強みと感じている部分では一番精通しているのではないかと感じています。

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何に悩んだのか

僕はエンジニアをやっている傍ら、マネジメントや組織作りに興味があります。
あともちろんビジネスですね。笑

エンジニアはwebサービスなどプロダクトを実際に作っていきますが、そこで欠かせないのが、PM(プロダクトマネージャー)です。
自身の強みは「現状のリソースを元に、マイナスを0または0をプラスにすること」であると自覚しています。
つまり、人が微妙だなーと感じていたり、これってある意味あんの?って思うようなことに新しい視点を加えて価値を生み出すことです。

それも一つのPMとしてのスキルと捉えているからこそ、自分はこのままエンジニアになるのか、PM側にいくのかに悩みました。
マネジメントや組織作りに関しては半年前に「プロダクトの仕事と平行して色々と挑戦する」と決めたので迷いもなく、実践しています。

どのように悩みを解消したのか

そもそもですが、「悩む」という動詞と「考える」という動詞の違いを明言して説明できますでしょうか?
「悩む」は結論つまりネクストアクションが決まり切らないことに関してあーだこーだ思考することです。
「考える」は次にどうすべきかを明確にするために思考することです。

考えた結果、答えが出ないことが悩みとも受け取れるでしょう。
つまり時間の無駄ですね。笑

そういう場合は自己の経験から答えは一つです。
それは「人に聞く」ことです。

学生の頃、これから社会人になるにあたって働きたくありませんでした。
だけど働く人はいるので、働く理由を探すインタビューを行っていました。
(興味があればよんでください。HATARAKU

だからこそ、社内外の方々に相談させていただきました。
その結果、返ってきた答えは一つでした。

「とりあえずさ、両方やってみれば?
まだ答え出せす段階じゃないでしょ?」

その通りですね。笑
たった2年くらい働いただけで何を悩んでるんですかね。
まだ何も一人前にできてないのに。

そう思えた時に、どちらも全力でやろうと決意しました。
そして恥ずかしながら知らなかったプランドハップンを教えてもらいました。

プランドハップンとは

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される

というものです。
これはスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたものです。
詳しくはこちらの記事より。
「計画的偶発性(プランドハップンスタンス)理論とは?」

たかが3年目、まだまだ偶然のキャリアはこれから待っています。
なんだかんだ年に4,5回くらいは誘われるので、何とか生きてはいけそうです。笑

もし、悩んでいる方がいて、少しでも参考になればと思います。
個人的に下記の本がとてもおもしろかったのでおすすめします。
働き方について考えさせてくれます。