【新卒1年目ブログ】1年間で読んでためになった本


環境が変わると付き合う人も変わるし、気にかける点も変わる。
だから読む本も自然と変わってきたりしますよね。

社会人1年目で自分が読んでよかった本を何冊かご紹介します。
何か参考になればいいなと。

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How Google Works

Googleが今までどういった働き方とマネジメントにチャレンジしてきたのかが書いてありました。
一度読み始めたらすらすらと読めます。
これから自分はどういった働き方をしたいのか。
どういったキャリアを目指すのかを考えるために読んでおくといいかもしれません。

WORK ROLES!

またもやGoogleの本ですが、こちらはより組織に近い話です。
立ち上げ期から今までどのようにダイバーシティを受け入れてきたのか。
そのためにいろんな実験を行って数値化をしてるのがとてもおもしろいです。
マネージャーはどうあるべきか、採用はどうあるべきか、などなど組織作りに関しての知識と経験が盛り込まれています。
採用担当者、人事、各マネージャー、経営者にとっては必読書ではないかなと思います。

Team Geek

またもやGoogle…
どんだけGoogle好きやねん!って話ですね…笑
こちらはどちらかといえばエンジニアに向けた書籍になります。
エンジニアだからこそ感じることをそのまま言葉にしてくれています。
大事なことはHRTであると断言し、それだけでも忘れないでほしいと訴えかけています。
HRTとは謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)のことです。
最初から最後までHRTの概念を突き通した一冊でHRTの概念が少し身につきます。

あなたのチームは機能していますか?

こちらは組織というより、チーム作りです。
機能しているチームとはどういうものか、機能するためには何が必要なのか要素分解されており、かつストーリー形式なのでとても読みやすいです。
筆者はkindleで購入したんですが、通勤電車内で1週間程度で読めるくらいに読みやすいです。
機能していないチームの要素のピラミッドは下から
・信頼の欠如
・衝突への恐怖
・責任感不足
・説明責任の回避
・結果への無関心

この5つの要素をストーリーを通して埋めていき、機能していないチームを機能していくチームへと変貌させていきます。
チーム作りが最近うまくいっていないと感じている人はぜひ読んでみてください。

社会変革のシナリオ・プランニング

かなり難しい本です。
こちらの本は少しでもダイアログやU理論・ファシリテーションについての知識がある方にオススメします。
南アのアパルトヘイト政策が91年に撤廃されてから、どうやって南アは再建されてきたのか。
そのために必要だったのはステークホルダーを集めて、共に前に進むためのシナリオを描くことでした。
ってだけでおもしろい!と思える人は一度読んでみてください。
社会変革とかかれていますが、組織(またはコミニュティ)に対して適用することができる知識とノウハウが学べると思います。

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コーディングを支える技術

メンターの方からプレゼントしていただいた1冊。
なんのためにプログラミングが生まれて、どういった変移があったのか、その理由はなにかを時系列で理解できます。
また、様々な言語と比較して描かれているため、言語とは何かが理解できるかと思います。
プログラミングを少しやったことがあり、これからエンジニアとしてキャリアを歩む人にはぜひ一度読んでいただければと思います。

ウォー・フォー・タレント

アメリカにおける人材獲得競争の話です。
いま、まさに日本で起こっていることが書かれています。
人材業界に勤める人であれば必読書だと思いますし、採用担当者・人事、経営者にとってもためになる一冊だと思います。
いま、世界の人材業界になにが起こっているのかを数値で見れるのでとても興味深いものになります。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか

人との接し方と雑談力の知識が身につきます。
この人と話してると楽だなーって思い人って一人くらいいますよね?
その結果、得れることも与える影響もgoodなものだと思っています。
逆に話しかけづらい、話していると疲れる人は得るものもなければ、与える影響もbadなものです。
どうすれば人から頼られるか、どうすれば話しかけられやすい人になれるかのヒントが書かれているので、その点で悩まれている方にオススメの1冊です。

決断力

将棋プロの羽生さんの本です。
将棋は決断し続ける脳のスポーツだと思います。
どのタイミングでどうやって決断するのか。
決断ってもちろん経験からのことが多いと思います。
しかし、将棋ではそれだけでは通用しない。
なぜなら将棋の世界は現代でもなお変化し続けているからです。
決断力とはなんなのかの本質に迫った1冊ではないでしょうか。

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ライト、ついてますか

会社のマネージャーから課題図書として貸していただいた1冊です。
問題とはなんなのか。
その発見手法と解決方法についてショートストーリーがいくつも書かれています。
ミクロとマクロの視点をもって、時に具体的に、時に抽象的な解決方法が必要になってきます。
課題図書っていうものは大嫌いなんですが、この1冊に出会えたのは自分の中ではとてもありがたい限りです。
読み返したいので、購入する予定です。
問題解決能力が自身で低いと感じている方はぜひ1読してみてください。

ことばと文化

初版は1970年ですが、今でも変わらないことばの本質が書かれています。
というのも、ことばとは文化と共に存在するものだというのが著者の言い分です。
唯名論と実在論の論争はずっと昔からありますが、それも文化の違いだと思います。
ことばってなんだ?って思い立った時に一度読んでみてはいかがでしょうか?
いつもと違って視点でことばと向き合えるかと思います。

モモ

言わずと知れた名作ですね。笑
この記事で唯一の小説になります。
社会人になってから読みました。
「じかんどろぼう」のお話です。
当たり前の生活から、じかんどろぼうが時間を盗みにきます。
その結果、人々は物理的にも金銭的にも裕福にはなりますが、大切な時間を奪われてしまい、イライラが募る人間に変貌してしまいます。
主人公の少女モモがこの事態を救うお話です。
あなたにとって、時間ってなんでしょうか。
一度、考え直すためにも読んでみてはいかがでしょうか?

 

以上、簡易的ではありますが、個人的に好きだった本をご紹介しました。
(さすがにもっと読んでいますが、「本当にオススメできる本」ではないので省いています。)
本を公開するって恥ずかしいですね。
自分が普段どのようなことに興味をもっているのかがばれますね。笑

「その本読んでるなら、この本はオススメですよ!」
なんてご意見があればそっと教えてください。笑
obata@mementomori.info

また来年も気が向けば書きます。笑

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