いいビジネス書とよくないビジネス書の違い

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「ビジネス書に書いてあることは全部一緒だから、読むだけ時間の無駄だ。」
なんていう意見もありますが、僕は必ずしもそうとは思いません。
それはいいビジネス書とよくないビジネス書があり、前者であればどれだけよんでもいいからです。

僕が感じるいいビジネス書とよくないビジネス書の違いを具体例(いいビジネス書の方のみ)をあげながら書いていきます。

そもそもビジネス書ってなんですか?

ビジネス書っていうのがご存知のようにカテゴリーです。
それ以上も以下でもありません。
なので、異なる本屋さんに行けぼもしかしたら違うカテゴリーになっているかもしれません。

ある店では「ビジネス書」だったのに、他の店では「生き方」であったり、「教養」であったりするかもしれないということです。
ビズネスはありとあらゆるところに絡みます。
なので、ビジネス書といえば何を指すのかが難しいところです。

たしかにビジネス書ランキングとかありますが、それは誰かがビジネス書というカテゴリーに入れただけにすぎません。
なので、自分がどういった本をビジネス書とするのかは自分なりに決めておいたほうがいいかもしれません。
会話の中でビジネス書という共通認識がずれるとロスにもなると思いますので。

僕の考えでビジネス書とは「ビジネスの時に使える知識や教養を得ることができる書籍」のことです。
幅広く定義しています。
その理由はカテゴリーなんてどうでもいいからでしかありません。笑

おもしろいか、どういったことが学べるのか、どういう感情になるのか。

それがあれば本の分野はあんまり気にならないですよね。笑
なのでビジネス書みたいな本って言っておけばいいと思っています。笑

よくないビジネス書

先によくないビジネス書の説明をします。
よくないビジネス書の特徴は3つです。

1. 個人の実体験が書かれていない。
2. その時代にしか使えない小手先のことしか書いていない。
3. 行ったことのプロセスが書かれていない。

1に関して言えば、要はキュレーションみたいな本です。
例えば、どこかの事例とかを取り上げて論じるなど。
それを実際にやった人の体験をよんだ方がいいですよね。笑
もちろん、そういった事例は使い方によるので、完全に悪ではありません。

2に関して言えば、身につくのは情報だけで知識にはなりません。
同じことを自分事でやろうとしても適用できないことがほとんどです。
普遍的なものこそ最大の学びだと思うので、ここがブレるとよくわからない読書家になってしまいます。

3に関して言えば、結果だけわかっても「そうだったんですね。」くらいで終わります。
ちゃんとなぜその判断をして、どういったことを行ってきて、その結果どうなったのかを知らなければいけません。

いいビジネス書

よくないビジネス書ではなければ大概いいビジネス書です。笑

1. 個人の実体験が書かれている。
2. 普遍的なことが書かれている。
3. ストーリーが描かれている。
4. 研究結果を基にした数字で現状把握と未来への予想が書かれている。

1はめちゃくちゃ大事なんです。
そもそも読書することの一番の利益はなんでしょうか。

他人の経験を疑似体験できる

これに尽きるわけです。
なので自伝などがとても参考になります。
ベンチャー感が伝わってくる素敵な本を2冊ご紹介します。

どちらもベンチャー立ち上げから現在に至るまで、実名でありありと書かれています。
その体験こそ学ぶべき体験です。

2の普遍的なことは例えば人との関わり合いであったり、最近に研究によってわかったことなどです。
たとえばこちらの本。

Googleは世界中にたくさんの従業員がいます。
だからこそ、多くの実験を行えたんです。
どうすれば生産性があがるのか、従業員が喜び、嫌がるのかなど。
もちろん時代背景や国も影響はしてくるかと思いますが、その中でも変わらないこともあります。

3のストーリーが描かれているのは実際にどうしていけばいいのかが頭の中でイメージできるので実践に持って行きやすいからです。
マネジメントやコーチング系が多いイメージです。
チームビルディングに関してはこちらの本がとてもおもしかったです。

「こういう人たしかにいそう。。。」
なんて読んでいくと、「あぁやっぱりこうなったか。。。」と腑に落ちます。
その理由であったり、これからどうしていくのかなどが明確なストーリーと共に書かれているのでとても役立ちます。

コーチングではこの本がわかりやすかったです。

最初はおもしろい小説みたいな感じなんですが最後には具体的なメソッドなどにどんどん落とし込まれていきます。
読んでいて詳細な方法まですっと頭にはいってきました。
部下を持つ人であれば全員に一度は読んでいただきたい一冊です。

4の数字はとても好きです。
というのも、数字は事実を教えてくれます。
そこから筆者が言いたいことを言っていますが、極論それは無視してもいいものです。
自分の捉え方を大事にして読み進めるのがコツです。
それを踏まえて筆者と対話していきます。

たとえばライフ・シフト。

「100年寿命時代に突入した」と言われたら日本人でも驚きますよね。
でも、事実なんです、これが。
数字からしても確実なんです。100年ライフは。
それを知ったあなたはどうしていきますか?
ライフ・シフトには複数のストーリーが描かれています。
その中から疑似体験して選んでみるもよし、自分なりのストーリーを描くのもよしです。

最後に

「人が長生きする方法は読書しかない」
どこかで見かけた言葉で、今でも強く頭の中に残っています。
自分は体験していないが、それを教えてくれるものが本です。
もちろん、体験以上の学びはありませんが、読書はそのキッカケであったり知識レベルで知ることはできます。

また長生きだけでないと思っています。
そこに時間軸を乗せるとまた視点は変わってきます。
30代で気づいた人と20代で気づいた人、どちらの方が人生豊かでしょうか?
若いうちからたくさんの読書や経験を積むことは人生を豊かにしてくれると思っています。
まずは1000冊の読書とよく言われます。
一年間で100冊読んでも10年かかります。
20代、30代ですこしずつ積み上げていき、40代から味のある人生になればいいなと思っています。笑

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