問題解決ができるチームとは
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問題解決を迅速に行うためにはチームの力が不可欠です。
なぜなら人数がいた方がアイデアが出たり、実行速度が速くなったりするからだというのは明確だと思います。
最近、「チームってなんだろう」とか「チームの力を最大化するためにはどうすればいいのだろう」とか「他チームも巻き込んだ事業全体をチームとした最適化をするにはどうすればいいのだろう」とかを日々考えています。
そこで今日ふと思い浮かんことに関しての仮説を書いていこうかなと思います。
問題解決のフローを明確にしてみた
そもそもですが、問題解決ってどういうフローを踏むのでしょうか?
ということ考えてみたところ、筆者なりに「新しい問題を解決する際のフロー」に焦点を当てた時に以下のようになりました。
1. 問題を発見または認識する
2. 見つけた問題に対して柔軟な発想でアイデアを出す
3. アイデアを具体的な解決策に落とし込む
4. 解決策を元にリソースをうまく使って解決に導く
この4つのフローを踏むことで問題解決を行っていくのかなと思っています。
(他に細々したこととかあると思いますが、そこはそれぞれに内包されると思うので省きます。)
そして、自分は今どこができるのだろうって考えた時に、自分が得意なところは1と4に近しいのかなと認識しました。
その反面、2,3は自分がやるよりも他の人がやった方がより効率のいいものができるのはないかと感じています。
問題解決するためのチームにおいてのここの役割
上記の4つのフローを踏まえて、どのようにチームに適用するのかを考えてみました。
例えば4人のチームだったとします。
それぞれが全員が1~4全てがある程度できる人だとします。
しかし、どれか一つが得意な人それぞれだとします。
そうした場合に、問題4つをそれぞれが4人で一貫してやる方がいいのか、それとも得意なところのみを担当制にしてやった方がいいのか。
前者であれば、得意なところは伸ばせてかつ苦手なところを克服できます。
しかし、苦手なところで時間を割いたり、他の方に相談したりすることもでてくるかなと思います。
そこで得意なことは1、苦手なことはかかる時間を1.5の時間がかかるとして他人に聞くのを0.5として計算してみます。
1つのみ得意だとして、苦手なところは随時1人の助っ人を頼むとしたら
1 + (1.5 + 0.5)*3 = 7
となります。
得意なところのみを行うと
1*4 = 4
となるので結果は明らかです。
ではこれを中長期的に見たらどうでしょうか。
その答えはおそらく極限値の考え(Σ計算)変わることはないのかなと思います。(理系向きの説明ですいません。。。)
つまり得意なことの時間は1から0.8になるだろうし、得意なことは1.2とかになったとしても結局差分は変わらないのではないかということです。
なので、筆者としてはチーム内でそれぞれの強みを生かした役割をもって問題解決に取り組むことが最もよい価値の創出ではないかと思いました。
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チーム内の役割を明確にして働いていますか?
正直な話、筆者のチームでも明確な言葉として定義して役割を分けてはいません。
というのも、まだまだ個々の能力開発段階で「まずはみんなやってみる」の段階です。
そこから「誰がどういったことが得意であるのか、または指向性があるのか」を判断するものかなと思っています。
土台が出来てから個々の強みを活かしたチーム作りができます。
なので、ここまでで書いたことはあくまで「仮説」です。
必ずしも4つのフローの場合分けが最適であるのか、実際にチームないで分けたほうがいいのかはわかりないことをご留意ください。
また今の筆者のチームでは、暗黙的に「誰が何が得意か」は出てきているので自然的に「誰がどこを担当するのか」は見えている気がしています。
もし、チーム内で問題解決をすることにフォーカスをした役割分担が出来ていない、またはやったことがないチームの人がいましたら、一度やってみてはいかがでしょうか?
まずはチーム内で意識のすり合わせとして、「自分が思っている強みと弱み、そして他のメンバーの自分が思う強みと弱み」を書き出してチーム内で話合ってみましょう。
そうすればチーム内で新たな発見が生まれ、どういう働き方をすれば最適なのかが見えてくるのではないでしょうか?
チーム作りの難しさ
チーム作りはめちゃくちゃ難しいと思う方も多いのではないでしょうか?
筆者もとても感じています。
うまくいったこと、いかなかったこと、時間が経ってから感謝されること、妬まれること。
ある程度の経験はさせてもらいました。
なので色んな人の話をきいたり、書籍を読んできたのですが、チーム作りでおすすめなのは「あなたのチームは、機能してますか?」です。
優秀な人ばかりを集めてIT企業の新しいCEOはメーカーの元CEO。
あなたに何がわかる!って言われながら取り組んだことはまさしく企業の再生。
チームのあるべき姿ってそれぞれの会社によって異なることもままありますが、根幹はきっと一緒です。
いかがだったでしょうか?
少しでもチーム作りの助けになったらと思っています。
筆者もまだまだチーム作りに四苦八苦しておりますので、ぜひぜひアドバイスがあれば教えてくだされば幸いです。
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