これからの日本を考えるために読んでおくべき3冊


これからの日本を考える為に必要な要素は「歴史」と「お金の知識」と「日本の現在地」です。
「歴史」を知ることで今の日本はなぜ成り立っているのか、これからどのように進んでいく流れなのかを知ることができます。
自分がこれからどのように生きていくのかを考える時に、過去の自分を振り返ったりしますよね?
同時に他人と話す時も、その人が今までどのように生きてきたのかを知ることで現状把握とこれからのことを考えれるわけです。
同じ要領で日本に生きているのであれば、日本のことをまず知ることから始めましょう。

「お金の知識」は圧倒的に日本人がお金に対する知識や対策を知らないからこそ、うまくお金と向き合えていないことと、お金の価値が変わりつつある時代だからです。
例えば、株式会社はいつから始まって今はどのように運用されているのでしょうか?
つみたてNISAとは?iDeCoとか年金制度とは?
そしてお金とは?
お金の実態を知らない状態ではお金とうまく付き合っていくことはできません。
まずはこれからの時代のお金を学びましょう。

「日本の現在地」とは世界から相対的に見た時に日本は今どういう状態であるのかということです。
何かが存在する時に必ず相対的な存在意義が求められます。
アメリカと日本の違い、東洋と西洋の違い、そしてこれからのアジアとはなどなど。
他の国がすでに行っていることを後追いするのもいいですが、先導できるような戦略を立てることで後発に対してサポートや売り込みができ、優位な地位を築けるわけです。

それぞれバラバラに紹介できるわけではないですが、まずはこの5冊はささっと読めるので読んでおくことをオススメします。

日本再興戦略 / 落合陽一


この本には日本の歴史だけでなく、世界からみた相対的な日本が描かれています。
例えば日本の土地の制度はいつできたのかご存知でしょうか?
実は743年の墾田永年私財法が始まりです。
この法から土地は国のものではなく私財となりましたが、中国では今でも国のものです。
私財になった結果、日本はどのように発展してきたんでしょうか?
などなど、いろんな角度から日本を再発見できるのでぜひ読んでみてください。

革命のファンファーレ / 西野亮廣


少し個人によった話ですが、お金と広告の話が書かれています。
広告の始まりはかなり昔からありますが、現代での広告とはどのような意味を持っているのでしょうか?
大量消費社会の崩壊に向かいつつある現代において、これから広告とお金はどのように動いていくのでしょうか?
キャッシュポイントとは?お金の価値とは?
西野さんだからこそ書けるリアルな実体験が書かれています。
生き方としてもかなり参考になる書籍なのでオススメです。

お金2.0 / 佐藤航陽


タイトルのまんまお金の話です。
現代のお金の持つ価値とは?
そして変わりつつあるお金の存在意義とはなんなのかについて言及されています。
同時に新しいお金の価値を実験的に検証されています。

 

それぞれかなりヒットしている書籍ですでに読んでおられる方もおおいかと思いますが、まだの方はぜひ一度読んでみてください。
自分がこれからどのような生き方をしていけばいいのか、どのような知識を身につけていけばいいのかの一つの活路になるかと思います。
例えば、もっとお金のことを知りたいと思ったらお金についての勉強をしましょう。
日本人は資産運用をほんとうに一部の人しかしません。
世界基準でかなり低いです。
その理由は年金制度や終身雇用制度、年功序列制の産物です。
だからこそ日本は成長してきましたが、同時に現代ではその影響で日本の発展が妨げられています。
しっかりそれぞれの制度が何故生まれて、その結果今の時代がどのようになっているのかを理解しておきましょう。
その上で自分はどう生きていくのかを判断し、行動に移していくことこそが自分の人生を生きるということだと思います。
この機会にぜひ一度、自分の人生を見つめ直してはいかがでしょうか?