Jazzが聴きたくなる漫画ブルージャイアント


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昨年末に、友人に進められたBLUE GIANTを読みました。
もともと、jazzはジョン・コルトレーンなど、少し聞いていましたが、あまり聞いていませんでした。

友人が「まるで漫画から音楽が聞こえてくるみたい」との感想からこれは読むしかない!と思い一気読みしました。
すぐに虜になります。笑
面白みを少しご紹介します。

そもそも主人公の設定がバスケ部

サックス吹きの主人公は高校生から始まります。
軽音部かな?と思うのですが、まさかのバスケ部。笑

そんなことあります?
バスケの話なんて1ミリも出てこないんですよ。
その設定いるんかなーなんて思ってました。笑

だけど、それが大切な設定だったんです。
他の部活をやっていながらも、自分が「本当にこれをやりたい!と思ったからこそ、必死に毎日ずっと練習し続ける。
本当にやりたいことってこういうことだ!って思い出させてくれます。

下手くそだけど感動を生む演奏

下手くそと言われながらも我流で自分の思いをのっけて吹いてきたからこそ、聞き手に感動を伝えることができている。
とりあえずがむしゃらな姿に感動させられます。

なんでも完璧にしようとか、そういうのは後でいいんだって。
まずはやりきること、それが大切なんだなって思わせてくれます。

やはり自分なりの表現の仕方を持っている人は素敵だとも改めて感じさせてくれます。
それは詩かもしれないし、ダンスかもしれないし、サックスかもしれない。
表現者であればあるほど、人の魅力は引き出されることを思い知りました。

やると決めたらやり抜く

初めて人前で吹く時に失敗したが、それからの演奏というものは自分が言ったら迷いながらも確実に遣り抜く姿勢。
それがまた人の心を揺さぶります。

たった一人でも観客がいるのであれば、全力で吹き抜きます。
ただjazzが好きで、かつサックスを吹くのが楽しいのが伝わってきます。

何を伝えてくれる漫画なのか

端的にいうと、
自分の夢を見つけて、それに対して愚力に努力することは楽しくて素晴らしいことだ
ということです。

少しくすぶっている人にはとてもおすすめです。
jazzが好きではなくとも、一度は読んでみてください。

また、BLUE GIANTはなんども読み返したくなる漫画でした。
いまは海外編も出ています。
機会があればぜひ読んでみてください。