自分の状態に気づくことがセルフマネジメントの基本


昨今、セルフマネジメントに関して世の中的にも話題になってきました。
この記事ではセルフマネジメントの基本について書いていきたいと思います。
始めてみたいという方の参考になればと思います。

セルフマネジメントとは

端的に言うと、自分の感情や行動をコントロールすることです。
必要であれば抑えるし、必要だったら表に出すというのがコントールだと定義します。
感情のコントールが難しく、その中でも怒りに関してのマネジメントをアンガーマネジメントと言います。
こちらの書籍がおすすめなので、興味があれば読んでみてください。
とてもわかりやすくさらっと読めるので1,2時間ほどで読み切れるかと思います。

セルフマネジメントのメリット

自分のことがより理解することができ向き合うことができます。
その結果、どうすればよりよくなれるのかであったり、どうすればこの悪い状態を抜け出せることができるのかなどが理解できます。
そしてセルフマネジメントがかなり出来るようになれば、「外的要因によって左右されることが少なくなっていく」状態になります。
もちろんそのためにはセルフマネジメントだけではなく、自分としてこうありたいなどの軸があってこそです。

セルフマネジメントはどのような状況でも有効なので、仕事だけでなく育児や友人関係などでも効果を発揮します。
どの年齢でも身につけておいて損はないので今からでも少しずつ身につけるのはとても有意義な人生を送るための武器になるでしょう。

自分の状態に気づく

これがセルフマネジメントの基本です。
自分の状態とは、「今自分がどういう感情を抱いているのか」であったり、「身体のここの部分に違和感がある」などです。
もう少し具体的に言うと、あなたに嫌なことがあったとしてイラっと感じたとします。
その時はどういうイラっとでしょうか?
そして、身体のどこかに変化はありませんでしょうか?
眉が上がったや脳が熱くなったとか感じたことありませんか?
それが自分の身体の状態です。
自分のその時の感情と身体の状態に気づくことが大切です。
気づくということは「今の自分の状態を認知する」と言うことです。
ただ気づく、ただ認知するだけでOKです。

気づいたら何が嬉しいのか

「気づくだけでいいの?」と思われる方もおられるかと思います。
もちろんセルフマネジメントでは気づくだけでは終わりではありません。
その後のフローだけ紹介します。

この図に集約されますが、ステップとしては3つです。
「気づく」「理解する」「行動する」です。
時系列に表すと以下のような感じになります。

「今」の自分の状態に気づく。
「過去」の事実が今の状態にしていると理解する。
「未来」に向けてこれからどのように対処していくか。

気づく以外に関しては別の機会にご紹介します。