【時間に追われてる人向け】エッセンシャル思考とは


久しぶりの書評になります。
これから、がんがん書いていきたいのでぜひチェックしてくださいー。

エッセンシャル思考


章も綺麗に分かれており、とても読みやすい一冊です。
一部抜粋ではありますが、紹介していきます。

エッセンシャル思考とは端的に説明すると、「少ない時間で最大限の成果を出すこと」です。
つまり、究極に生産性をあげるということです。

では、どのように身につけるのかを引用します。

エッセンシャル思考を身につけるためには、これら3つの嘘を捨て、3つの真実に置き換えなくてはならない。

「やらなくては」ではなく「やると決める」。

「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。

「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。

エッセンシャル思考の根本にある考えはこの3つになります。
やると決めたら必ず実行する。
しかし、やることをしっかりと見極めなければいけません。
さもなければ、やらなければいけないことばかりが増えていくばかりです。
普段、何気なくやっていること(報告書の作成など)を一度止めてみると、実は誰も気づかないほど重要ではなかったりします。

つまり、トレードオフをおろそかにしないということです。
一人一人が一つのことに集中するからこそ、全体として伸びていくのに、一人が多くのことをあれやこれやとやってしまっては本末転倒になります。

どうやって本質を見抜くのか

結論としてはいらないものを削ぎ落としていくことが最も簡単な手法です。
しかし、どれがいらないものかわからないという声が聞こえてきそうです。
それは、共通とする一つの明確な目標がその組織にないのが原因です。
判断基準がなければ何が必要なのかどうかもわかりません。
まずは明確な目標を掲げましょう。

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例えば本質的なこととは何か

それは遊びです。
私たちは普段、何かを成し遂げるための手段として業務を行っています。
しかし、遊びはどうでしょうか。
遊ぶことが目的で、そのために遊んでいます。
これこそが本質的な行動です。

また、筆者は遊びが大切な理由に以下の3つを挙げています。

1. 遊びは選択肢を広げてくれる。
2. 遊びはストレスを軽減してくれる。
3. 遊びは脳の高度な機能を活性化する。

遊びが人を成長させてくれるのかもしれませんね。

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最悪の事態を想定しよう

どんなことにもアクシデントはつきものです。
なので、先に余裕をもたせてから行動することをバッファといいます。
人は最短距離で行動を進めてしまう傾向があります。
5分でできると想定すると5分前までは動かず、余裕がなくなるまたは時間が足りなくなることは誰しも身に覚えがあることでしょう。

そこで筆者の提案は1.5倍の時間で行動するというものです。
10分かかると想定するのであれば15分の時間的余裕を持った上で行動する。
それでも実際にはちょうどか少しあまるくらいでしかない。

とあるプレゼンのプロはプレゼンの準備を半年前から行うこともあるそうだ。
ずっと準備するわけではない。
先に少しだけ想定するだけでその後の効率がぐんと向上し、余裕がうまれるというわけだ。

これは僕自身、身に覚えがある経験である。
これからどんどん先に先に準備をし、時間と心理的に余裕をもち生産性をあげて行動していこうと思う。

さて、かなり抜粋した内容だし、順番も内容もばらばらでまとまるのない文章で申し訳ないが、この本はとても的をいている素晴らしい書籍だと思う。
ぜひぜひ、一度お手元においてみてはいかがだろうか。