2016年に見た映画ランキング10


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今までの人生では2時間以上も時間に拘束されるのが嫌であまり映画を見てこなかったのですが、秋くらいから「なんてもったいない人生なんだ!」とふと思い始めました。
年に3~5本くらいしか見ていなかったのですが、去年は45本ほど見ました。(うち、35本くらいが10月以降ですが。)
キッカケは超小型プロジェクターを買ったからです…笑
プロジェクターに関してはこちらの記事です→ 【1万ちょっとで買える!】持ち運べる小型プロジェクター

2016年に公開したものだけでなく、さまざまな時代の映画を見たのでその振り返り的なものでだらだらと書いていきます。
過去の作品はAmazon会員なら無料で視聴できるAmazon Videoがほとんどになります。
基本的に好きなジャンルはヒューマンドラマになるのでそのジャンルが好きではない方はあまり参考にならないかなと思うのでご了承ください。

2016年に読んだ本もまとめていますので、こちらも一緒にどうぞ。
「2016年に読んだ本まとめ」

本を読んで得たことをまとめた記事はこちら。
「これから身につけておきたい3つの能力」

10位〜6位

10. パーフェクト・ワールド

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脱走した男二人が男の子を拉致して逃走する物語。
主人公の犯人が牢屋に入れられた背景や、その人となりを理解していくと見えてくる一つの思い。
その思いを拉致した男の子に伝えながら旅していくストーリー。
主人公の行動に心打たれます。
クリント・イーストウッド監督の名作。

9. ノルウェイの森

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村上春樹が著書の「ノルウェイの森」の映画。
彼氏のキズキが自殺したことによって、精神を病んだ直子と主人公のワタナベが織りなす学生の恋物語。
その最中に緑という新たな女性が加わることで恋物語にスパイスを投じてくれます。
精神論や哲学、例えば唯名論や実在論などが好きな方には響く作品。
菊地凛子と松山ケンイチの迫真の演技に息を呑みます。

8. ターミナル

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泣ける名作の主人公の代名詞と言っても過言ではないトムハンクスが主演をつとめる作品。
旅行中に自国が戦争になり、到着ロビーから出ることが不可能になる。
彼が旅行していた目的は、今は亡き父親の思いを引き継ぎ、父親が探していた「あるもの」を手にするためだった。
しかし、お金もなく戦争は終わる見込みもない中、どうにかしてその「あるもの」を手にいれるために必死に奮闘する物語。

7. SE7EN

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名監督、デビット・フィンチャーの名作。
7つの大罪をモチーフにした連続殺人事件の物語。
赴任してきたばかりの新人とベテランの刑事たちが殺人の度に残されるメッセージを解読して殺人犯に迫る。
最後まで殺人は行われるのか、どのように殺人されるのかが見もの。
最後のストーリーがどのようになるのかが、話の中の伏線が多いため想定がつきやすかった為7位。

6. ものすごくうるさくてありえないほど近い

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主演ではないものの、こちらもトムハンクスが出演する作品。
トムハンクスが父親役をつとめるトーマスはアスペルガー症候群を患う息子のオスカーといつも宝探しの遊びをしていた。
しかし9.11でトーマスは宝探しの途中で亡くなることに。
そのショックからオスカーは立ち直れずにいたが、ある日腹を決めて旅に出ることに。
一つのキーワードから宝探しをする側面、旅の途中で数々の人々と出会うことで成長していく。
宝は見つかるのかどうかよりもその過程を楽しめる作品です。

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5位〜1位

5. 小さな恋のメロディ

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名バンドのBLANKEY JET CITYの曲名にもなっている少年ストーリー。
STAND BY MEを彷彿させる冒険心溢れる少年たちの物語。
ちょっとしたいたずらや、ちょっとした挑戦心が大人になった僕たちに大切な子供心を思い返させてくれる一作品。

4. ミリオンダラー・ベイビー

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こちらもクリント・イーストウッド監督の作品。
貧困の家族に生まれ育ち、女性ボクサーは取らないと言われたジムにしつこく通い、結果的に教えてもらうことに。
自分の目標に向かって誰よりも愚直に努力し続ける姿に胸を打たれる。

3. バケモノの子

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言わずもがな細田守さんの作品。
母子家庭だった主人公の蓮の母親がなくなり、心ない親族に引き受けられるのが嫌で渋谷の街に繰り出したところ、バケモノの熊徹と出会うことに。
一人で生き抜く為に強くなりたいと熊徹に弟子を申し込み、そこで年齢が9歳ということから九太と名付けられる。
最初こそ力のない九太であったが、長年の修行の末に熊徹の一番弟子となる。
それからバケモノ界と人間界を行き来する九太であったが様々なことがきっかけとなり、人間界で生きることを決意するが…
号泣必至の作品です。

2. きっとうまくいく

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インド映画では最高の作品ではないでしょうか。
見終わったあとはしばらく「オールイズウェル!」といい続けたくなる禁断症状が必ず出ます。笑
ランチョーという青年と他2人のトリオが大学で織りなす青春ストーリー。
様々な家庭環境や人間関係、そして現代のインド社会を顕著に反映させた作品。
不公平であり、かつ固定概念に縛られた大学の中でのびのびと学習するランチョーは常に成績優秀。
それに比べて友人2人は最下位を独占。
それでも無事に全員が大学を卒業できるがランチョーには誰にもいうことができなかった秘密が…
笑いと涙ありの名作です。

1. 怒り

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「フラガール」や「悪人」の監督を務めた李 相日の最新作。
渡辺謙や妻夫木聡、綾野剛、森山未來、松山ケンイチ、宮崎あおいなど豪華キャストに加え、この映画で注目を集めた広瀬すずが出演しています。
真夏に起こった殺人事件を「怒り」をテーマに3つシーンに分けて真相に迫っていく。
それぞれの人間関係や心情の変化、そしてそれぞれの怒りを見事にあわらしている作品。
ラスト30分のそれぞれの迫真の演技には常に方に力が入ってしまいます。
ストーリーと演技力、そしてカメラのアングルなど様々な要素を統合した結果、堂々の1位とさせていただきました。

例年より10倍の映画を1年で見てみた感想

映画っていいですね。笑
映画は楽しいのはもちろん、フィクションであれ一つのストーリーを知ることになります。
ストーリーを知るとはそれが自分の人生の教訓などになり得るということです。

2時間も拘束されるのが嫌だと思っていたのですが、結局それは自分が時間を捻出できていなかった言い訳なのに気付きました。
世界で活躍する方々はさまざまな知識や経験に富んでいます。
会話もウィットな方が多いです。
それらは過去にさまざまなインプットがあるからであり、かつそれを続けているからだと思っています。
彼らの方が時間がないはずなのに、なぜ自分はできていないのか。
それはやはり自分への言い訳でしかありませんでした。

少し話を大きくしていまいましたが、発見したことは以下の3つです。

1. 映画を見ることを通して自分の人生単位でのタイムマネジメントに対する捉え方がまず変わりました。
2. 次に映画は時代背景を知る一つの要素になっているので、その時代を少しだけではありますが知ることができました。
3. そして映画を見ること自体楽しいので、人生の中で楽しかったと思える瞬間が増えました。

いろいろと見てみてよかったことがあったので、今年もペースは落としつつ映画を見続けていきたいと思います。
最後に補足として今年みた映画一覧を下記に記載しておきます。(誰も興味ないでしょうが。笑)

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今年見た映画一覧(順不同)

洋画

21g
SE7EN
ザ・ビーチ
ターミナル
ザ・トライブ
ドラムライン
フットルース
Buffalo66′
きっとうまくいく
ペイ・フォワード
きみに読む物語
フィラデルフィア
Trainspotting
トレイニング・デイ
フォレスト・ガンプ
英国王のスピーチ
グッバイ・レーニン
School Of Rock
ミスティック・リバー
トゥルーマン・ショー
小さな恋のメロディ
ユー・ガット・メール
ミッドナイト・イン・パリ
パーフェクト・ワールド
ティファニーで朝食を
マイレージ・マイライフ
スラムドッグ・ミリオネア
ミリオンダラー・ベイビー
ニュー・シネマ・パラダイス
100歳の少年と12通の手紙
It’s only a paper moon
アメイジング・スパイダーマン
ストレンジャー・ザン・パラダイス
ものすごくうるさくてありえないほど近い

邦画

怒り
シン・ゴジラ
ノルウェイの森
西の魔女が死んだ
硫黄島からの手紙
父親たちの星条旗
人のセックスを笑うな

[アニメ]
バケモノの子
おおかみこどもの雨と雪

ドキュメンタリー

A FILM ABOUT COFFEE
ブラジル・バン・バン・バン

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